知っておきたい!日本のウイスキーの始まり

日本のウイスキーの始まりとは、どのようなものなのでしょうか。外国から入って来た時代や、本格的に製造されるようになったのはいつ頃なのか、ウイスキー好きの方でしたら気になる日本のウイスキーの始まりを見ていきましょう。

 

最初は不評だったウイスキー
ウイスキーが日本に入って来たのは、江戸末期に開国された1853年が最初です。それから1871年に初めて海外製のウイスキーが輸入されましたが、その評判はあまり良いものではありませんでした。日本できちんとウイスキーづくりが始まったのがその50年以上後の事なので、最初は日本人からは見向きもされないお酒だったのです。1929年にサントリー・ ウイスキー白札が製造されてやっと日本のウイスキー製造がスタートしたのです。意外と日本のウイスキーの始まりは遅く、海外に比べると遅れを取っていたことが伺えます。

 

スコッチ・ウイスキーに似た日本のウイスキー
日本のウイスキーの特徴はスコッチ・ウイスキーと似ていると言われています。日本でウイスキーの製造が始まった当初はこんなにウイスキーが普及するなんて、誰も予想していなかった事でしょう。しかし、現在では水割りにしても良い香りがそのまま残っている、味と香りのバランスが良いなど、世界的にも評判の良いものになっています。これも日本で本格的なウイスキー造りを始めた先駆者たちの努力の結晶と言えるでしょう。

 

日本のウイスキーが入ってきたのは江戸末期ですが、本格的に製造されて普及するようになったのは意外と最近の話なのです。今や世界的に有名になった日本のウイスキーですが、そこに達するまでの道のりは決して平坦なものではなかったのです。