なぜ渋谷は流行の発信地になったの?

渋谷は日本の流行の発信地です。渋谷に行けば今流行しているものが分かると言っても過言ではありません。しかしどうして渋谷が今のような流行の発信地となったのでしょうか?またいつから渋谷がこのような街になったのでしょうか。

 

1970年代から若者の街に
1970年代以前の渋谷は何もない街で、今のように若者も集まってくるような場所ではありませんでした。しかし70年代から渋谷109が建設され、流行の服などを販売しているファッションビルが多く立ち並ぶようになり、自然と若者たちが集まる街となったのです。109の他にもパルコなど、様々なお店が並ぶようになり、更に渋谷は賑やかになって行きました。もちろん若者が集まると新しい流行も生まれるので、雑誌やテレビのメディアも渋谷を流行発信地として取り上げるようになったのです。

 

渋谷=おしゃれな街というイメージが定着
90年代に入ると渋谷を舞台にしたドラマなどがヒットし、渋谷にいる事自体がおしゃれな事だという風潮が一層強まりました。独特のファッション文化が生まれて、それをメディアが取り上げるという事が繰り返されるうちに、渋谷=流行最先端という意識が生まれておしゃれやファッションに興味のある人々が多く集まるようになり、現在に至るようになりました。今渋谷にいる若い人たちが70年代以前の渋谷の姿を見たらきっと驚くのではないでしょうか。

 

渋谷は日本の流行発信地だけではなく、アジアの流行発信地になるかもしれませんね。次々新しい流行が生まれている渋谷は、大変興味深く刺激的な街と言えるでしょう。足が遠のいている方も久しぶりに訪れて、以前との違いを感じるのもいいですね。