気になる!渋谷の地名の由来

渋谷という地名の由来をご存知でしょうか。今や若者の流行の発信地となっている渋谷の地名の由来をご紹介いたします。一体どんな由来があるのでしょうか。

 

川にちなんだ由来が多い?
その昔、渋谷に流れている川が赤くさびたような色をしていたから「シブ色川」と呼ばれて、次第に渋谷と呼ばれるようになったと言う説があります。もう一つは、渋谷に流れている川がくぼんだ土地に流れていて、それからしぼんだ谷から、渋谷となった説もあります。渋谷には川にまつわる由来が多くありますが、実はきちんとした地名の由来と言うのは定まっておらず、いくつか定説が存在しているのです。中には平安時代にまで歴史をさかのぼる定説もあり、いまだに解明されていません。

 

その他の定説
平安時代末期に、渋谷の土地を納めていた大名が「渋谷」と言う名前だった事から、それがそのまま地名になったと言う説もあります。もう一つ古い定説は、大昔渋谷には入り江があり、塩谷の里と呼ばれていました。それが次第に塩谷になり、渋谷になったと言う由来もあります。全て違う色んな定説が唱えられているのが渋谷と言う地名の由来の特徴でもあります。このようにいくつも定説があるのにきちんと分かっていないと言うのは珍しいのではないでしょうか。

 

渋谷という地名の由来がハッキリと分からないと言うのは少し意外な気もしますが、本当はどの定説が真実なのかと色々想像してしまいます。もちろん定説以外の由来があると言う事も考えられます。日本の地名は調べてみると面白い、興味深い所が多々あるので、色々と調べてみるのも良いでしょう。