歴史を知るとウイスキーをさらに楽しめる!

ウイスキーには歴史があり、それを知る事でよりウイスキーを美味しく頂く事ができます。そんなウイスキーの歴史を紐解いてみましょう。

 

生命の水と呼ばれていたウイスキー
ウイスキーの歴史は長いと思ってしまいがちですが、現在のような色、味、香りになったのは19世紀頃だと言われています。それ以前は麦芽や穀物を発酵、醸造させて長時間樽に入れて熟成させていました。しかし、あの独特の琥珀色はその当時は透明でした。年月が流れるにつれて、ウイスキーの製造が本格化してくると、風味や琥珀色が生まれて、最初に現在のようなウイスキーを飲んだ人たちからは、その口当たりから「生命の水」と呼ばれていました。それ程ウイスキーの誕生は衝撃だったのです。

 

日本での歴史は戦後から
日本では戦前からウイスキーの製造がされていましたが、その当時は評判が悪く、あまり普及していませんでした。しかし、終戦後に西洋文化が一気に日本に入ってきて、食文化も西洋風になってきました。それに伴いウイスキーも飲まれるようになり、現在のように一般的に飲まれるようになったのです。一般家庭にウイスキーのボトルが置かれるようにもなりました。今では世界5大ウイスキーの一つにジャパニーズ・ウイスキーとして数えられるなど、日本のウイスキーはとても美味しく香り豊かなものになったのです。

 

ウイスキーの歴史を知ると、なんだか感慨深いものがあります。飲むと喉が焼けるような熱い感じがしますし、生命の水と呼ばれていた事にも納得ができるのではないでしょうか。歴史を知ると、ジャパニーズ・ウイスキー以外の世界のウイスキーも飲んでみたくなってしまいます。