ウイスキーの氷が丸い理由

ウイスキーに入っている氷は特徴的な丸い形をしていますが、どうしてそんな形なのでしょうか。普通の四角い氷をウイスキーに入れないのにはきちんとした理由があるのです。その理由をご紹介いたします。

 

氷が丸い理由
ウイスキーに入れる氷をわざわざ丸く削る理由は、ウイスキーを冷やす為です。ですが、冷やすのが目的ならば四角い氷でも良いはずですが、四角い氷だと氷が早く溶けてしまい、ウイスキーの味が水っぽく薄くなってしまいます。丸い形だと表面積の関係から溶けるのが遅くなるので、わざわざ丸型の氷を作って入れるのです。ウイスキーの氷が溶けてしまうと、その分水が入る事になるので、本来のウイスキーの味が楽しめません。見た目が丸い氷の方がおしゃれという見方もありますが、本当の理由は溶けるのが遅い形にしてあるから、と言うものなのです。

 

四角い氷の方が良い場合も
ウイスキーって、アルコール度数が強すぎるから少し水割りした方が飲みやすい、と言う方は、逆にと四角い氷を選んでも良いかもしれません。その理由は、わざと氷を溶けやすくして水気を増やして、その分水割りのような感じで飲めるからと言うものです。それだったら、丸い氷よりも早く溶ける四角い氷の方がおすすめです。ウイスキーの飲み方に正解、不正解はありませんので、自分のお気に入りの飲み方でどうぞ。

 

ウイスキーの氷が丸い理由は意外と知らないと言う方が多く、見た目が良いから、と考えている方が多いのではないでしょうか。しかし、きちんとした理由を知る事でより自分好みの美味しいウイスキーの飲み方が出来るのです。